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ガイド骨を切らない小顔整形

顔の下半分が大きいのは、骨、筋肉、バッカルファット、たるみのどれ?

顔の下半分が大きいのは、あごの骨、発達した咬筋(物をかむ筋肉)、頬の下側のバッカルファット、フェイスラインやあご下の脂肪、フェイスラインのたるみ(ジョール)のいずれか、あるいはその組み合わせによることが多いです。原因ごとに合う治療が違うため、エラボトックス、脂肪の除去、リフトアップのどれを選ぶか決める前に、まず原因を見きわめましょう。

KPSR編集部公開資料とクリニックの情報にもとづく一般的な目安です。ご自身の治療計画は執刀医が確認します。

オーク材のチェストに置いた真鍮の丸い卓上ミラーに、窓と木の葉が映っている。たたんだタオル、指輪を入れた小皿、お茶のカップもある

顔の下半分が大きく見えるのは、なぜですか?

鏡に映る顔の幅は、いくつもの層が重なってできています。骨格を決めるのは骨で、耳の下にあるエラ(下あごの角)の角度とあご先の形がそれにあたります。咬筋は頬骨からエラに向かって走る、物をかむための筋肉で、下あごの後ろ側で骨の上に乗っています。その前や下には脂肪があり、頬の下側、フェイスライン、あご下についています。それらすべてを皮膚が覆い、年齢とともにゆるんで下がり、ジョール(フェイスラインのたるみ)になります。

同じ幅に見える顔でも、必要な治療はまったく違うことがあります。幅の多くが筋肉による顔から脂肪を取っても、ほとんど変わりません。たるみはじめた顔から脂肪を取ると、たるみがかえって目立つことがあります。

顔の下半分について、当サイトの提携クリニックUrban Plastic Surgeryが扱うのは、筋肉、脂肪、皮膚といった軟部組織です。エラ削りやVライン形成のような顔の骨の輪郭形成(骨切り)は行っていないため、このガイドでは骨の手術は参考情報としてのみ紹介します。クリニックで受けられる方法は、骨を切らない小顔整形のページにまとめています。

正面から見た顔の下半分の線画。左右のエラ、左右の頬の下側、あご先に点線の範囲が描かれている
このガイドで扱う範囲です。エラの部分の咬筋、頬の下側のバッカルファット、あご周りの脂肪。

自分の原因はどれか、どう確かめればいいですか?

鏡の前で数分あればできるチェックです。カウンセリングで自分の顔の状態を伝えるのに役立ちます。診断ではないため、執刀医が診察すると違う見立てになることもあります。

  • かみしめテスト(筋肉)。耳たぶのすぐ前の頬に指先を当て、奥歯をかみしめます。指を押し返す硬いふくらみが出てくれば、咬筋が顔の幅をつくる一因です。
  • 力を抜いたあごのチェック(骨)。歯を軽く離してエラの角を触ってみます。筋肉の力を抜いても硬く角ばった縁が張っていれば、骨の形が考えられます。ただし骨そのものは、X線やCTの画像を使った診察でしかわかりません。
  • つまみテスト(脂肪)。フェイスラインとあご下の皮膚をそっとつまみます。指でつかめる厚くやわらかいふくらみがあれば、それは脂肪です。
  • 頬のチェック(バッカルファット)。口角と咬筋のあいだ、頬の下側に、やせていても変わらないやわらかく丸いふくらみがないかを見ます。両頬に硬いあめ玉を含んでいるように見える、と表現する方もいます。「下膨れ」と呼ばれることもあります。
  • 引き上げテスト(たるみ)。鏡に向かい、頬をそっと耳のほうへ上げてみます。フェイスラインがすっきりして見えるなら、ゆるんだ皮膚と組織が顔の幅をつくる一因です。
  • 年齢と体重のチェック(脂肪・たるみ)。幅が年月とともに少しずつ出てきた、または体重によって変わるなら、骨より脂肪やたるみが原因である可能性が高くなります。

原因ごとに、どの治療が合いますか?

下の表のダウンタイムは、提携クリニックの案内、または当サイトの手術ページの一般的な目安です。実際の計画は異なることがあり、複数の行に当てはまる顔も多くあります。

顔の下半分が大きく見える原因と、主な選択肢
原因見た目や触った感じ選択肢よくあるダウンタイム
発達した咬筋エラの部分の幅で、かみしめると硬く盛り上がるエラボトックスすぐにふだんの生活に戻れる。顔の幅の変化はゆっくり現れ、3か月ごろにもっともはっきりする
バッカルファット健康的な体重でも、頬の下側がやわらかく丸くふくらんでいるバッカルファット除去クリニックによると、施術後もふだんどおり過ごせる。施術は局所麻酔で30分ほど。頬の腫れがどのくらい続くかは確認を
頬やフェイスラインの脂肪頬の下側やフェイスラインに沿って、つまめるやわらかい脂肪がある顔の脂肪吸引、小さな範囲なら脂肪溶解注射脂肪吸引後、およそ1週間でふだんの活動に戻れる。抜糸は7〜10日目
二重あごや首の脂肪あご下のふくらみと、あごから首へのぼやけたライン二重あご改善クリニックによると、糸を使う方法でおよそ7日。脂肪吸引や筋肉の引き締めに必要な期間は確認を
フェイスラインのたるみ(ジョール)フェイスラインより下に組織が下がり、頬を押し上げると持ち上がる糸リフト、ミニリフト(SMAS)、SMASフェイスリフト糸ならダウンタイムは少なく、ミニリフトならおよそ1週間、SMASフェイスリフトなら1〜2週間
こめかみや頬のこけ顔の上側がほっそりしていて、あごが相対的に重く見える顔の脂肪注入およそ1週間。抜糸は7〜10日目
あごの骨の幅力を抜いても硬く角ばったまま張っているエラエラ削りまたはVライン形成(提携クリニックでは行っていない)全身麻酔の手術のあと、より長い回復期間

咬筋が原因なのは、どんな場合ですか?

咬筋が発達していると、顔の下半分は後ろ側、つまりエラのあたりで幅が広く見えます。力を抜いているとエラの近くがやわらかく盛り上がっているように感じ、かみしめると硬くなります。

エラボトックス(咬筋ボトックスとも呼ばれます)は、小さな注射で筋肉の一部をゆるめて使われにくくし、ゆっくり小さくしていく治療です。提携クリニックでは麻酔クリームを使い10分未満で終わり、そのあとはふだんの予定に戻れます。研究のレビューでは、変化がもっとも大きくなるのは3か月ごろで、効果はおよそ6〜12か月続くとされているため、維持するには、たいてい注射をくり返します。

エラボトックスが作用するのは筋肉だけです。骨を細くしたり脂肪を取ったりはしないため、かみしめテストで筋肉をあまり感じなければ、変化も小さくなりがちです。すぐに終わり、効果が薄れていく治療なので、顔の幅のうちどのくらいが筋肉によるものかを確かめる目的で、まず試してみる方もいます。聞いておきたい副作用には、針の跡の内出血や、しばらく物をかむ力が弱く感じることがあります。

バッカルファットが原因なのは、どんな場合ですか?

バッカルファットは、頬骨の下、両頬の奥深くにある脂肪のかたまりで、皮膚のすぐ下の脂肪とは別のものです。これが大きいと、ほかの部分がやせている人でも、頬の下側が丸くふっくらと見えます。

バッカルファット除去は、口の内側の小さな切開から、このかたまりの一部を取り出します。そのため、傷跡は顔の表面に残りません。提携クリニックの案内では、局所麻酔でおよそ30分、入院の必要はなく、抜糸もありません。

どんな顔にも合うわけではありません。米国形成外科学会は、ほっそりとして幅の狭い顔の人には年齢とともに頬がこけて見えるおそれがあるため、ふつうは行わないとしています。長期的な結果は十分に研究されていないことも、レビューで指摘されています。報告されている問題は多くはないものの、出血、感染、頬の左右差、取りすぎ、唾液の管や顔面神経の枝の損傷があります。

フェイスラインやあご下の脂肪が原因なのは、どんな場合ですか?

皮膚のすぐ下の脂肪は、頬の下側、ジョールのあたり、あご下にたまることがあります。これはつまめる脂肪で、体重によって変わることがよくあります。

顔の脂肪吸引は、ごく小さな穴から細い管でこの脂肪を取り除きます。提携クリニックの案内では、静脈麻酔で30分〜1時間ほど、抜糸は7〜10日目、ふだんの活動にはおよそ1週間で戻れます。皮膚にまだハリがあり、脂肪で顔がふっくら、または重たく見える場合に向いています。脂肪が下がって皮膚もゆるんでいるなら、リフトアップを先にすべきか、同時に行うべきかを聞いてみましょう。

あご下については、二重あご改善で脂肪を取り除き、首の筋肉がゆるんでいる場合は、あご下の短い切開から引き締めます。クリニックではあごの下に糸を使う方法も行っており、日常生活に戻るまで約7日という目安はその方法だけのものです。ほかの方法での期間は、カウンセリングで確かめられます。多くの方はソウル滞在を一週間ほどで計画しています。小さな範囲の脂肪には、脂肪溶解注射もあります。どの製剤を使うのか、どんな変化が見込めるのか、何回の施術を予定しているのかを聞いておきましょう。

脂肪吸引は脂肪を取り除きますが、皮膚を引き締めはしません。すでに皮膚がゆるんでいる場合、脂肪を取ると皮膚が垂れたままになることがあり、リフトアップを先に行うほうがよい場合もあります。顔の脂肪吸引や二重あご改善のあとには、腫れ、内出血、しびれ、輪郭の凹凸が出ることがあります。

横から見た顔の線画。耳の下からあご下まで、フェイスラインに沿って点線が引かれている
フェイスラインとあご下。脂肪やゆるんだ皮膚があると、顔と首元の境目がぼやけます。

たるみや顔の上側のこけが原因なら、どうすればいいですか?

年齢とともに、皮膚とその下の組織はゆるんで下へずれていきます。かつて頬の高い位置にあったふくらみがフェイスラインに下がってジョールになり、何も大きくなっていないのに、顔の下半分が広く、四角く見えるようになります。

たるみには引き上げが必要です。糸リフトは軽いたるみに向き、提携クリニックでは局所麻酔で30分ほどです。ミニリフト(SMAS)は短い切開から顔の下部を引き上げ、多くの方はおよそ1週間でふだんの活動に戻ります。SMASフェイスリフトは顔の中部、下部、首をまとめて治療し、ふだんの活動に戻るまで1〜2週間の回復が必要です。それぞれの方法の限界は、フェイスリフト手術と切らないリフトアップのガイドで説明しています。

顔の上側がほっそりしているために、下半分が大きく見えることもあります。こめかみのくぼみや平らな頬は、相対的にあごを重たく見せます。顔の脂肪注入で上のほうにボリュームを足せば、あごに触れずに顔全体のバランスを整えられることがあります。施術は静脈麻酔で30分〜1時間ほどで、抜糸は7〜10日目です(提携クリニックの場合)。

あごの骨そのものが大きい場合は、どうなりますか?

エラの幅が骨そのものによるなら、軟部組織の治療では細くできません。骨の幅を変えるのは、顔の骨の輪郭形成(骨切り)です。エラ削りは、ふつう口の内側からの切開でエラの角を削ります。Vライン形成は、エラとあご先をまとめて形を整え、あご先に向かって細くなる顔の下半分をつくる手術です。

これらは全身麻酔で行う大きな手術で、上に挙げたどの方法より回復に時間がかかります。5年間で588件の下あごの形成手術を調べた報告では、もっとも多い問題はあご先、下唇、口の中のしびれで、次に感染でした。しびれの多くは1年までに落ち着いていましたが、すべての患者でそうだったわけではありません。

提携クリニックは顔の骨の輪郭形成を行っていないため、当サイトでは情報をお伝えすることはできても、手術の手配はできません。骨の手術を選ぶ前に、筋肉や脂肪が原因ではないかを確かめましょう。原因がひとつではない顔も多いからです。すでに骨の輪郭形成を受け、そのあと皮膚がたるんだ場合は、クリニックの輪郭手術(骨切り)後のたるみリフトがあります。静脈麻酔で2〜3時間ほどかかり、ふだんの活動に戻るまで2〜3週間です。

海外から治療を計画するには、どうすればいいですか?

まずは、顔の力を抜いた状態で正面、左右の横顔、左右の斜めから写真を撮り、同じ角度でかみしめた状態の写真も撮ります。年齢、これまでに受けたヒアルロン酸注入・ボトックス・糸リフト、いちばん気になっていることを添えて送りましょう。まず患者コーディネーターがお答えし、そのうえで症例に合った提携クリニックの執刀医が写真を確認して、詳しいカウンセリングを行います。幅の原因がどれか、あるいはどんな組み合わせかを判断できるのは、その執刀医だけです。患者コーディネーターは医師ではありませんので、その判断はしません。無料相談は、どの段階でも申し込めます。

ソウル滞在日数は計画によって変わります。エラボトックスとバッカルファット除去は短い滞在に収まり、注射の時期と帰国便の合わせ方はダウンタイムの短い美容医療のガイドで紹介しています。顔の脂肪吸引とミニリフトはふつう7〜10日ほどで、帰国前に抜糸や傷の確認を受ける時間がとれます。二重あご改善は方法によりますがふつう7日ほど、SMASフェイスリフトは10〜14日です。

そのほかの質問

あごの骨が大きくても、エラボトックスで顔は小さくなりますか?

筋肉による幅の部分はやわらげられますが、骨は変わりません。かみしめても筋肉をあまり感じない場合、変化はふつう小さくなります。医師が筋肉を触診し、骨の形を確認すれば、どのくらいの違いが見込めるかを説明できます。

バッカルファット除去で、顔が老けて見えることはありますか?

顔によってはあります。もともと細い顔からバッカルファットを取ると、年齢とともにこけて見えることがあり、そのため執刀医は幅の狭い顔には慎重になります。長期の研究は限られているため、どのくらい取る予定か、その理由は何かを執刀医に聞いてみましょう。

頬のふっくら感には、顔の脂肪吸引とバッカルファット除去のどちらがいいですか?

対象となる脂肪が違います。バッカルファットは頬の下側の深いところにあり、顔の脂肪吸引は頬やフェイスラインに沿った皮膚のすぐ下の脂肪を取り除きます。両方を少しずつ持っている方も多くいます。ふっくら感の大部分がどの層にあるかは執刀医が確認するので、片方と両方のどちらが合うかをカウンセリングで尋ねてみてください。

手術をせずにエラ張りを目立たなくできますか?

角ばった印象が咬筋によるものなら、エラボトックスで手術をせずにやわらげられます。骨によるものなら、形を変えられるのは骨の手術だけですが、ほかの部位への脂肪注入で顔全体のバランスを整えることはできます。提携クリニックでは、エラやあご先の骨の輪郭形成は行っていません。

顔の下半分の治療をいくつか、同じ渡航で組み合わせられますか?

組み合わせられることは多くあります。クリニックの症例には、二重あご改善を頬の脂肪吸引やフェイスリフトと組み合わせたものがあります。組み合わせると手術時間とソウルに必要な日数が変わるため、すべてを含めたひとつの日程を執刀医に組んでもらいましょう。

この記事で扱う施術

出典

  1. The Role of Botulinum Toxin for Masseter Muscle Hypertrophy: A Comprehensive Review. PubMed Central, US National Library of Medicine
  2. A review on bigonial width reduction by botulinum toxin injections in masseter. PubMed Central, US National Library of Medicine
  3. Buccal fat pad excision for cheek refinement: A systematic review. PubMed Central, US National Library of Medicine
  4. Buccal Fat Removal. American Society of Plastic Surgeons
  5. Incidence of Complications Associated with Mandibuloplasty: A Review of 588 Cases over 5 Years. PubMed Central, US National Library of Medicine