ガイド目元整形
二重の形の選び方:末広型、インアウトライン、平行型のどれが目に合う?
二重の形は、主に3つのタイプに分かれます。末広型は目頭に溶け込むように始まって目尻に向かって広がり、末広型と平行型の中間にあたるインアウトラインは目頭のひだの内側から始まってその上に出て、平行型は同じ幅で続きます。どれが合うかは、蒙古ひだ、まぶたの皮膚、目の開き方、二重の幅によって変わります。

二重の形の3つのタイプは、どう違いますか?
執刀医は二重のラインを、二つの点でとらえます。目頭側の端がどこにあるか、そしてまぶたの上で幅がどう変わるかです。韓国のクリニックではインライン、インアウト、アウトラインと呼び、日本の美容外科では主に末広型と平行型、英語圏の執刀医はtapered、in-out、parallelと呼びます。呼び方は違っても、指しているラインは同じです。
末広型(韓国のクリニックでいうインライン)は、目頭のひだに溶け込むように始まります。鼻側(目頭側)では幅が狭く、目尻に向かって広がるため、目を開けると低く、一部が隠れたラインに見えることがあります。平行型(アウトライン)は目頭のひだより上から始まり、端から端までまつげとの距離がほぼ同じです。インアウトラインはその中間で、ひだの内側から始まり、途中でひだの上に出るため、ラインの大部分は見えつつ、目頭はやわらかな印象のままです。
末広型も平行型も、よく見られる形です。ある執刀医が発表したまぶたの手術362件の報告では、65%が平行型、35%が目頭に溶け込む形でした。どちらが正しいということはなく、合う形は自分のまぶたにラインがどう乗るかで決まります。
| 形 | 韓国のクリニックでの呼び方 | 目頭側の端 | 見た目 | 選ばれることが多い場合 |
|---|---|---|---|---|
| 末広型 | インライン | 目頭のひだに溶け込む | 低くやわらかく、目頭側は狭く目尻側で広い | 蒙古ひだのある目で、控えめに変えたい場合 |
| インアウトライン | インアウト | ひだの内側から始まり、その上に出る | まぶたの大部分でラインが見え、目頭はやわらかいまま | 目頭の手術をせずに、はっきりしたラインにしたい場合 |
| 平行型 | アウトライン | ひだより上から始まる | 端から端まで同じ幅で、もっともくっきりした印象 | 蒙古ひだがほとんどない場合、または目頭切開でひだを整えた場合 |

末広型と平行型、どちらが自分の目に合いますか?
執刀医は、形を提案する前にいくつかの点を見ます。どれも決まったルールではなく、同じラインを希望した二人でも、計画が違うものになることがあります。
当サイトの提携クリニックUrban Plastic Surgeryは、二重整形のページで、ラインごとに合う目を挙げています。変化を小さくしたい方にはインライン、自然でありながらラインが見えるようにしたい方にはインアウト、蒙古ひだがなく、目と目の間隔が適度な方にはアウトラインです。
目の形も関わります。目を開けたときにまぶたがどれだけ見えるか、両目の間隔、左右どちらかのまぶたが下がっていないかによって、ラインの見え方は変わります。そのため形はカタログの見本から選ぶのではなく、カウンセリングで自分のまぶたに当てて確かめます。
| 執刀医が確認すること | 末広型・インアウトライン寄り | 平行型寄り |
|---|---|---|
| 蒙古ひだ | 目頭を覆うひだがある | ひだがない、または小さい |
| まぶたの皮膚と脂肪 | 厚みのあるまぶたで、高いラインだと重たく見えやすい | 脂肪の少ない薄いまぶた |
| 二重の幅 | 低めのライン | ひだを越える程度の、ほどよい高さ |
| 希望する変化 | 自分の目に近い印象 | はっきり見える、くっきりしたライン |
蒙古ひだは、形の選び方をどう変えますか?
蒙古ひだは、東アジア系の多くの目で目頭を覆っている小さな皮膚のひだです。ラインをどこから始められるかは、このひだで決まります。執刀医は、ひだの内側から始まるラインをインフォールド、ひだのちょうど上から始まるものをオンフォールド、ひだよりさらに上にあるものをアウトフォールドと呼びます。
ひだがある場合、多くの執刀医はラインをひだの内側から始め、末広型かインアウトラインになります。強いひだの上に平行型のラインを作ると、ラインの目頭側が隠れたり途切れたりしやすいため、目頭切開(蒙古ひだを切開する手術)で同時にひだを整えることがよくあります。東アジア系のまぶたの手術に関する文献レビューでも、平行型を目指す場合に同じ組み合わせが紹介されています。
目頭切開をするかどうかは、二重の形とは別に、利点と欠点を比べて決めることです。目頭そのものの形を変え、そこに傷跡が残ることがあり、仕上がりに満足できなかった場合、元に戻すにはもう一度手術が必要です。今の目頭が気に入っているなら、末広型かインアウトラインを選べば目頭はそのままにできます。目頭を開きたい場合、提携クリニックでは静脈麻酔で30分〜1時間ほどかけて行い、抜糸は5〜7日後です。
二重の幅は、どのくらいがいいですか?
幅と形は別の選択ですが、互いに影響し合います。平行型はラインを目頭のひだより上に置く必要があるため、ふつうは3つのなかでもっとも幅が広くなります。末広型は、とても低くても目尻側でラインが見えます。
幅がとても広い平行型は、もっとも重たく見えやすい形です。ラインが高いほど、その下に見えるまぶたが増え、その上に乗る皮膚も増えます。厚みのあるまぶたでは、その皮膚がラインの上にかぶさり、ぼってりと腫れぼったく見えることがあります。いわゆる「ハム目」です。欧米人のような幅の広い二重が東アジア系のまぶたで不自然に見えやすいのも、同じ理由です。
ラインと同じくらい大切なのが、目の開く力です。まぶたが黒目に低くかぶさっている場合、ラインを作るだけではかえって目が重たく見えることがあります。そうした場合、執刀医は眼瞼下垂手術(目つき矯正)を加えることがよくあります。目を開ける筋肉を引き締めてまぶたがよく開くようにし、二重の幅をほどよい高さにとどめられるようにする手術です。
形によって、手術方法も決まりますか?
ある程度は決まります。まぶたの状態と希望する形の組み合わせによって、執刀医が勧める方法は絞られていきます。それぞれの方法は二重整形のページで詳しく説明しており、方法ごとに向いている形があります。
- 埋没法(糸で留める方法):まぶたを切るのではなく、ごく小さな針穴をいくつか開けて糸を埋め込み、まぶたの皮膚を内側に折り込むようにしてラインを作ります。脂肪の少ない薄いまぶたで、低め〜ほどよい幅のラインに向き、多くは末広型かインアウトラインです。提携クリニックでは手術時間は30分〜1時間で、日常生活には5〜7日ほどで戻れることが多いです。糸で留めた二重は、年数がたつにつれてゆるむことがあり、まぶたが厚い方ほどその傾向があります。
- 切開法:デザインしたラインに沿って切開し、余分な皮膚と脂肪を取り除いて、まぶたの内部でラインを固定します。厚みのあるまぶた、皮膚が余っている場合、以前のラインが取れてしまった場合に向いており、平行型の多くもこの方法で作ります。抜糸は5〜7日目です。
- 自然癒着法:韓国のクリニックで行われている糸で留める方法のひとつで、提携クリニックでは目の開きが弱い方に行っています。目を開ける筋肉を引き締めることと、二重のラインを作ることを一度に行います。軽度〜中等度の下垂がある薄いまぶたに向いています。下垂が強い場合や脂肪が多い場合は、ふつう切開法が必要です。
- 加齢による皮膚のたるみ:まつげにかぶさる皮膚がおもな問題なら、上まぶたのたるみ取りで二重のラインの位置から切開して皮膚を取り除き、ラインがふたたび見えるようにします。

二重の幅が広くなりすぎたら、どうすればいいですか?
まずは時間をおきましょう。術後の数週間は、腫れでまぶたが持ち上がり厚みも出るため、ラインは最終的な仕上がりより高く、厚く見えます。ラインは1〜3か月かけてなじんでいき、仕上がりはおよそ3か月で判断するのが一般的です。
それを過ぎても広すぎる場合は、多くの場合、幅を狭くすることができます。二重修正では、執刀医が高いラインを開き、ラインを固定している瘢痕をはがして、より低い位置に新しいラインを作ります。古いラインが戻らないよう、層のあいだに脂肪や軟部組織をはさむこともあります。どこまで下げられるかは、残っている皮膚の量と瘢痕の程度によります。多くの執刀医は、最初の手術から数か月待ってから再手術を行います。
修正の理由としてほかに多いのは、ラインが低すぎる、左右で違う、ラインが重複して見える、薄くなって消えかけている、ラインが厚ぼったい、傷跡が目立つ、といったものです。提携クリニックの二重修正は、静脈麻酔または局所麻酔で行う1時間ほどの手術です。抜糸は7日目なので、ソウル滞在は7〜10日ほどが目安です。持っていく記録や写真は修正手術の計画のガイドにまとめています。
希望するラインを、執刀医にどう伝えればいいですか?
「自然な」「くっきりした」といった言葉は、人によって思い浮かべるものが違います。言葉で説明するより、実際に見せるほうが確実です。次のような準備をすると、カウンセリングがより具体的になります。
- メイクをしない状態で、日中の自然光のもと自分の目をはっきり撮っておきます。正面から目を開けた状態、目を閉じた状態、下を見た状態の写真です。
- 好きなラインの写真を2〜3枚、できれば自分と似た形の目のものを集め、好みではないラインの写真も1枚用意します。目頭側の端、幅、ラインの厚みなど、どこが好きなのかも伝えましょう。
- クリニックの実際の症例写真から自分と似た目のものを見て、それぞれがどの形なのかを聞きます。
- ラインのシミュレーションを頼みます。執刀医が先の丸い細い棒(クリニックによってはブジーと呼びます)をまぶたにそっと当てて仮のラインを作るので、デザインの印をつける前に、鏡で高さや形の違いを確かめられます。
- 眼瞼下垂手術や目頭切開も必要かどうか、自分のまぶたにはどの方法を勧めるのか、その理由も聞きます。
- 両目を並べて確認します。多くの人は左右のまぶたに少し差があるので、それをどう扱うのかを計画に書いてもらいましょう。
ソウルに行く前に、形を決めておくことはできますか?
写真があれば、渡航前から始められます。無料相談では、まず患者コーディネーターがお答えし、治療計画に合った提携クリニックに写真をお渡しします。そのクリニックの執刀医が写真を確認し、二重のラインについて詳しくご説明します。二重の幅、形、方法は医学的な判断なので、医師ではない患者コーディネーターではなく、執刀医が決めます。無料相談とクリニックのご紹介に費用はかからず、治療費はクリニックの料金のままお支払いいただきます。
最終的な形は、執刀医がまぶたを診察し、ラインをシミュレーションしたうえで、対面で決めます。初めての二重整形ならソウル滞在は5〜7日で、眼瞼下垂手術や目頭切開を加える場合はさらに長めになります。クリニックを決める前に何を比べるべきかは美容整形クリニックの選び方のガイドで、目元のすべての選択肢は目元整形のページで紹介しています。
そのほかの質問
いちばん自然に見える二重の形はどれですか?
蒙古ひだのある東アジア系の目では、低めの末広型かインアウトラインが、生まれつきの二重にもっとも近く見えることが多いです。ひだを横切るのではなく、ひだに沿うラインだからです。ただ、何を自然と感じるかは人それぞれです。ひだがほとんどない目なら、ほどよい幅の平行型も同じくらい自然に見えることがあります。
インラインと末広型は同じ形ですか?
はい。インラインは、韓国のクリニックで末広型、つまり目頭のひだに溶け込む形を指す呼び方です。アウトラインは平行型のことで、その中間の形はインアウトと呼ばれます。カウンセリングでは両方の呼び方を使うと、行き違いを防げます。
平行型にするには、目頭切開が必要ですか?
必ずしも必要ではありません。蒙古ひだがほとんどなければ、平行型のラインを目頭の上から始めることができ、目頭はそのままです。ひだが強いと平行型のラインの目頭側がひだの下に隠れやすいため、二つを一緒に計画することがよくあります。執刀医が目頭を診察したうえで判断します。
埋没法で平行型にできますか?
脂肪の少ない薄いまぶたで、ほどよい幅なら、できることが多いです。厚みのあるまぶたや高いラインでは、埋め込んだ糸にかかる負担が大きく、時間とともにゆるみやすいため、切開法を選ぶのが一般的です。まぶたの状態と希望の形の両方に合う方法は、診察のうえで執刀医が提案します。
あとから末広型を平行型に変えることはできますか?
たいていは修正手術で可能です。新しい形と幅でラインを作り直し、蒙古ひだが強い場合は目頭切開を加えることもあります。腫れや抜糸のための検診がもう一度必要になる手術なので、最初の形は慎重に選びましょう。
この記事で扱う施術
出典
- The Asian Eyelid: Relevant Anatomy. PubMed Central, US National Library of Medicine
- Techniques, Principles and Benchmarks in Asian Blepharoplasty. PubMed Central, US National Library of Medicine
- Reconsideration of the Epicanthus: Evolution of the Eyelid and the Devolutional Concept of Asian Blepharoplasty. PubMed Central, US National Library of Medicine
- Epicanthoplasty. EyeWiki, American Academy of Ophthalmology
- Revision Upper Blepharoplasty. PubMed Central, US National Library of Medicine