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ガイド豊胸・バスト整形

モティバとメンター、豊胸バッグはどう違うのか

豊胸バッグのブランド、モティバとメンターの違いは、モデルごとに見るのが近道です。米国で承認されたモティバのバッグはSmoothSilk RoundとRound Ergonomixで、メンターには表面がスムースかテクスチャードのラウンド型MemoryGelと、アナトミカル型(しずく型)のMemoryShapeがあります。ソウルにある当サイトの提携クリニックUrban Plastic Surgeryではどちらも扱っており、手術時間もダウンタイムも同じです。

KPSR編集部公開資料とクリニックの情報にもとづく一般的な目安です。ご自身の治療計画は執刀医が確認します。

ソウルにある提携クリニックUrban Plastic Surgeryの受付と待合スペース。グレーのソファが置かれ、木のルーバーの壁にモニターが掛かっている。

モティバとメンターのバッグは、何が違うのですか?

どちらのブランドも、シリコンの外殻にシリコンジェルを詰めたシリコンバッグをつくっています。違うのは、選べる表面・形・ジェル、米国FDAに承認された時期、そして各メーカーの補償の運用です。下の表のどの項目を見ても、どちらかが誰にとっても正解になるわけではありません。また、豊胸バッグに共通するリスクは、どちらにもあてはまります。

このガイドでは、両ブランドの比較だけを扱います。サイズ、大胸筋の上に入れるか大胸筋下に入れるか、切開の位置については豊胸バッグの選び方のガイドで、手術そのものについては豊胸手術(シリコンバッグ豊胸)のページで解説しています。

モティバとメンターのシリコンバッグの比較
項目モティバメンター
米国FDAが承認したモデルSmoothSilk RoundとRound Ergonomix(2024年)MemoryGel(2006年)とMemoryShape(2013年)
表面SmoothSilkMemoryGelはスムースかテクスチャード、MemoryShapeはテクスチャード
形ラウンド型。Ergonomixは、体勢によって形が変わるとメーカーが説明MemoryGelはラウンド型、MemoryShapeはアナトミカル型(しずく型)
ジェル(提携クリニックの説明)粘弾性の高いジェルで、体勢を変えると動くまとまりのある(コヒーシブ)ジェルで、量はサイズごとに設定。MemoryGel Xtraは充填率が高い
外殻(提携クリニックの説明)BlueSeal層があり、青い部分で破れやひびが見えるジェルの芯を包む丈夫な外殻で、スムースとテクスチャードがある
補償メーカー独自の制度。条件は国によって異なるメーカー独自の制度。条件は国によって異なる
提携クリニックでの手術最長2〜3時間、全身麻酔最長2〜3時間、全身麻酔

表面とジェルには、どんな違いがありますか?

承認されたモティバのモデルには、SmoothSilkという表面が使われています。提携クリニックはこれを、均一でやわらかい表面と説明しています。メンターのMemoryGel(メモリージェル)には、外殻がスムースのものとテクスチャードのものがあります。クリニックのメンターのページによると、テクスチャードのバッグはポケットの中でほとんど動かず術後のマッサージが要らない一方、スムースのバッグは胸と一緒により自然に動きます。

表面は、まれな免疫系のがんであるBIA-ALCL(ブレスト・インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)とも関係します。FDAによると、報告された症例の多くはテクスチャードのバッグですが、スムースのバッグでも起きています。どちらのブランドを選ぶにしても、提案されたモデルの表面がどちらなのかを確認しましょう。

両ブランドについてのクリニックの説明で、いちばん違いが大きいのはジェルです。モティバのジェルは粘弾性が高く、立っても横になってもバッグが自然な形を保つとしています。メンターのジェルはコヒーシブ、つまり液体のように流れずにまとまっているジェルだとし、ジェルの量はバッグのサイズごとに異なる量に設定されているそうです。MemoryGel Xtraはサイズのわりにジェルが多く、幅を広げずにボリュームを出せます。いずれもクリニックとメーカーの説明であり、測定された結果ではありません。実際の感触は、ご自身の組織や挿入位置によっても変わります。

それぞれのブランドには、どんな形がありますか?

米国で承認されたモティバの二つのモデルは、どちらもラウンドという名前がついています。メーカーは、Round Ergonomix(エルゴノミクス)は横になるとラウンド型を保ち、立つとしずく型になると説明しています。メンターのMemoryGelはラウンド型で、MemoryShapeは表面がテクスチャードの、アナトミカル型(しずく型)のバッグです。

FDAによると、MemoryShapeのジェルはメンターの以前のジェルバッグより架橋が多く、そのぶん硬めです。アナトミカル型のバッグには上下があるため、提案された場合は、執刀医がどうやって位置を保つのかを聞いておきましょう。モデルが承認されていても、すべてのクリニックが扱っているとは限りません。提携クリニックがどの形とモデルを用意しているかも確認してください。

窓からのやわらかな光が差す淡いリネンの上に、シリコンバッグが二つ。ひとつは丸いラウンド型、もうひとつはしずくの形をしている。
ラウンド型としずく型のバッグ。ラウンド型はどちらのブランドにもあり、MemoryShapeはメンターのアナトミカル型(しずく型)モデルです。

モティバとメンターは、FDAの承認を受けていますか?

はい、特定のモデルについて承認を受けており、メンターのほうが先です。メンターのMemoryGelは2006年11月に米国FDAの承認を受け、豊胸手術(22歳以上)と乳房再建が対象になりました。MemoryShapeは2013年6月に続きました。モティバはそのあとで、2024年9月にFDAがSmoothSilk RoundとRound Ergonomixを、22歳以上の豊胸手術用として承認しています。

ある国での承認は、ブランド全体ではなく、名前の挙がったモデルが対象です。また、どの承認にもFDAが求めた長期の追跡調査がついています。提案されたモデルがこれらに含まれない場合は、どの承認を受けているかをクリニックに尋ねてください。韓国で手術を受けるなら、そのモデルが韓国の食品医薬品安全処(MFDS)でどう承認されているかもあわせて確認しましょう。

モティバとメンターの補償は、どう違いますか?

それぞれのメーカーが自社のバッグに独自の補償制度を設けていて、破損や、プランによってはカプセル拘縮も対象になります。どちらも年ごとに制度を改めてきており、条件は国によって異なります。延長プランのなかには、手術後の決められた期間内に登録や購入が必要なものもあります。そのため、このガイドでは補償の期間や金額は載せていません。

韓国で手術を受けるなら、ご自身のモデルにあてはまる補償をクリニックに見せてもらいましょう。書面で確認しておきたいのは次の点です。

  • どんなこと(破損、カプセル拘縮)が、どのくらいの期間補償されるか
  • 韓国で受けた手術にも補償が適用されるか、帰国後にどう申請するか
  • バッグの登録が必要かどうかと、その期限
  • 再手術のときの執刀医や医療機関への費用まで補償されるのか、バッグの交換だけなのか
  • 申請に欠かせないバッグのシリアル番号やロット番号が、どこに記録されているか

ブランドによって、ソウルでの手術やダウンタイムは変わりますか?

変わりません。当サイトの提携クリニックUrban Plastic Surgeryは、モティバ豊胸にもメンター(Mentor)豊胸にも同じ目安を示しています。全身麻酔で最長2〜3時間、入院なし、抜糸なし、軽い活動は3〜4日後から、術後検診は3〜4回です。クリニックの指示どおり、圧迫着を2か月着用します。

ソウル滞在は7〜10日が一般的で、帰国前の7日目か8日目ごろに検診を受けます。なお、提携クリニックのサイトに載っているバストの症例写真は、どれもメンターのバッグを使ったものです。今のところ掲載された症例がそうだというだけで、どちらのブランドが上かを表しているわけではありません。

モティバとメンターで、リスクは違いますか?

主なリスクはどちらのブランドも同じです。どのバッグのまわりにもできる被膜(傷跡の組織の膜)が縮むと(カプセル拘縮)、胸が硬くなったり、痛んだり、形がゆがんだりします。バッグは症状のないまま破損することもあるため、FDAは長い年月にわたって超音波検査やMRI検査を受けることをすすめています。豊胸バッグは一生もつものではなく、入れている期間が長いほど、追加の手術が必要になる可能性が高くなります。

ほかにも、出血(血腫)、液体がたまること(漿液腫)、感染、乳首や胸の感覚の変化、表面が波打つリップリングといったリスクがあります。とくに術後まもないうちに、片側だけが急に腫れて痛みが強くなってきたときは、すぐにクリニックに連絡してください。連絡がつかないときは、救急外来を受診してください。施術した部分に水ぶくれができたとき、または広がっていく赤み、熱感、発熱があるときは、すぐにクリニックに連絡してください。息苦しさや胸痛があるとき、または片方の脚が痛んで腫れてきたときは、すぐに救急外来を受診し(または救急車を呼び)、そのあとでクリニックに連絡してください。医師が安全と判断するまでは、飛行機に乗らないでください。

どちらのブランドでも、疲れや関節の痛みといった全身の症状をバッグのせいだと感じる方がいます。またFDAは、BIA-ALCLのほかにも、被膜に報告されたまれながんを挙げています。手術から何年たっていても、胸に新しい腫れ、しこり、痛みが出たら、早めに医師の診察を受けてください。すべてのリスクは豊胸手術のページにまとめています。バッグの交換が必要になったときのために、豊胸バッグ入れ替えのページもあります。

胸に入れたシリコンバッグを横から見た断面の線画。バッグのまわりを、被膜と呼ばれる薄い傷跡の組織の層が囲んでいる。
どのブランドのバッグのまわりにもできる、傷跡の組織の被膜。これが縮むのがカプセル拘縮です。

ブランドによって料金は変わりますか?

変わることはありますが、料金はクリニックや治療計画によって異なるため、このガイドには載せていません。無料相談とクリニックのご紹介に費用はかからず、治療費はクリニックの料金のままお支払いいただきます。見積もりは、ブランドと具体的なモデル、サイズ、麻酔、同時に受ける施術によって変わります。書面の見積もりで確認したいことは韓国整形の見積もりのチェックリストにまとめています。豊胸バッグなら、ブランド、モデル、サイズ、表面、補償が書かれているはずです。

モティバとメンター、執刀医と一緒にどう選べばいいですか?

提携クリニックは、自然な感触と形を求める方、皮膚が薄くデリケートな方、胸郭が小さめの方にはモティバを、しっかりしたボリュームややわらかい感触を求める方、左右差のある胸、出産後に小さくなった胸にはメンターをすすめています。ただし、これは出発点にすぎません。ブランドとモデルは、執刀医が胸、皮膚、乳腺の組織を診察したうえで、ご本人と一緒に決めます。

当サイトの無料相談では、まず患者コーディネーターがお答えし、治療計画に合った提携クリニックに写真をお渡しします。執刀医がその写真を確認し、のちにソウルで診察します。患者コーディネーターは医師ではありませんので、バッグを選ぶことはありません。持っていきたい質問は次のとおりです。

  1. 私にはどのブランドの、どのモデルをすすめますか?その理由は何ですか?
  2. そのモデルの表面はどちらですか?その表面なら、どんな経過観察をすすめますか?
  3. それぞれのブランドで、どの形とサイズを用意していますか?
  4. このモデルは、米国と韓国でどんな承認を受けていますか?
  5. どの補償が適用され、自国に帰ってからどう申請すればいいですか?

そのほかの質問

モティバとメンター、やわらかいのはどっちですか?

ひと言で公平に答えることはできません。提携クリニックは、モティバのジェルを粘弾性が高い、メンターのジェルをコヒーシブでやわらかい感触と説明し、やわらかく自然な感触を求める方にはどちらのブランドもすすめています。実際の感触はモデル、サイズ、ご自身の組織、挿入位置によって変わるので、カウンセリングでサンプルを手に取らせてもらいましょう。

モティバとメンター、長持ちするのはどっちですか?

どちらのブランドにも、決まった寿命はありません。メーカーを問わず、豊胸バッグは一生もつものではなく、年月がたつほど追加の手術が必要な問題が起こりやすくなります。症状のない破損に備えて自国で画像検査を受ける計画を立て、将来の執刀医が中身を正確に確認できるよう、バッグの記録を保管しておきましょう。

入れ替えのときに、メンターからモティバ(またはその逆)に変えられますか?

どちらのブランドも希望できます。入れ替えはそれだけで独立した手術として計画し、執刀医がご本人と古いバッグのまわりの被膜を診察したうえで、新しいバッグを提案します。いま入っているものを執刀医が正確に把握できるよう、ブランド、モデル、サイズ、シリアル番号がわかるバッグの記録を持っていきましょう。

テクスチャードのメンターは、モティバよりBIA-ALCLのリスクが高いですか?

FDAはBIA-ALCLの多くの症例をテクスチャードのバッグと結びつけていますが、スムースのバッグでも症例があり、発生率ははっきりしていません。承認されたモティバのモデルはSmoothSilkの表面で、メンターにはスムースとテクスチャードの外殻があります。だからといって、どちらかのブランドのほうが安全だということにはなりません。提案されたモデルの表面と、それについての執刀医の考えを聞いておきましょう。

この記事で扱う施術

出典

  1. FDA Roundup: September 27, 2024. US Food and Drug Administration
  2. Mentor MemoryGel (Premarket application number: P030053) (Approved November 2006). US Food and Drug Administration
  3. Mentor MemoryShape Silicone-Filled Breast Implants (Premarket application number P060028) (Approved June 2013). US Food and Drug Administration
  4. Questions and Answers about Breast Implant-Associated Anaplastic Large Cell Lymphoma (BIA-ALCL). US Food and Drug Administration
  5. Risks and Complications of Breast Implants. US Food and Drug Administration
  6. Establishment Labs Receives U.S. FDA Approval for Motiva Implants. Establishment Labs (Motiva), via Business Wire
  7. Warranty Information. Motiva (Establishment Labs)
  8. Standing Proudly Behind. Mentor