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韓国で整形の見積もりをもらったら、支払う前に確認したいこと

韓国で受け取る整形の見積もりには、執刀医の名前、手術方法、麻酔の種類と担当者、豊胸バッグや鼻のプロテーゼを使う場合はそのブランドとサイズ、術前検査、薬、圧迫着などの術後に着けるもの、術後検診、修正手術と返金の条件が書かれているべきです。同じ手術でも料金に差が出るのは、主にこうした項目が違うためです。合計額だけでなく、項目ごとに比べてください。

KPSR編集部公開資料とクリニックの情報にもとづく一般的な目安です。ご自身の治療計画は執刀医が確認します。

真鍮のデスクライトが照らすウォールナットのデスクに、封筒と白紙が並んでいる。万年筆とペーパーナイフもある

同じ手術なのに、なぜ料金が違うのですか?

同じ手術に見えても、クリニックによって見積額が大きく違うことがあります。たとえば鼻整形の見積もりでも、あるクリニックはシリコンプロテーゼ、別のクリニックは肋軟骨を使う想定になっていたり、麻酔も静脈麻酔と全身麻酔で分かれていたりします。合計額を比べる前に、同じ治療計画どうしを比べているかを確かめましょう。

料金はクリニックや治療計画によって変わるため、当サイトではまだ料金を掲載していません。その代わりに、料金を左右しやすい項目と、それぞれについて聞いておきたいことを下の表にまとめました。

治療計画の違いが出やすいのが麻酔です。麻酔科医が麻酔を担当するクリニックもあれば、執刀医が手術をしながら静脈麻酔を行うクリニックもあります。自分の場合はどちらなのか、どのクリニックにも確認してください。

手術を組み合わせると、合計額も変わります。手術ごとの料金と、組み合わせたときの料金を分けて書いてもらえば、どれかを加えたり外したりしたときの差がわかります。組み合わせによって、麻酔の方法やソウルに滞在する日数が変わることもあります。

同じ手術でも料金が変わる要因
要因何が変わるか確認したいこと
執刀医その手術の経験、最初から最後まで同じ医師が執刀するかどうか誰が執刀するのか、その手術をどのくらい行っているのか
手術方法二重整形なら切開法か埋没法か、鼻ならプロテーゼか自家軟骨か、手を加える部位の数どの方法を予定しているのか、なぜその方法がお顔に合うのか
麻酔局所麻酔、静脈麻酔、全身麻酔のどれか、麻酔科医が担当するかどうか麻酔の種類、担当者、手術中に全身状態を見守るのは誰か
材料・インプラントインプラントのブランド・モデル・サイズ、軟骨を採る部位、糸などの医療機器製品名とサイズを見積もりに明記してもらう
術前検査手術の内容や健康状態に応じた血液検査、心臓の検査、画像検査どの検査が必要で、料金に含まれているか
宿泊・アフターケアクリニックでの一泊、薬、圧迫着、術後検診、抜糸どれが料金に含まれ、どれが別料金なのか

見積書には何が書かれているべきですか?

お金を支払う前に、自分が読める言語で書かれた見積もりをもらいましょう。内容が具体的であれば、クリニックからのメッセージでもかまいません。項目ごとに目を通し、抜けているものがあれば書面で追記してもらいます。

  1. 執刀医の名前と、手術の最初から最後まで同じ医師が執刀するという確認。
  2. 手術名と方法をわかりやすい言葉で。たとえば切開法の二重整形や肋軟骨移植による鼻整形など。
  3. 麻酔:局所麻酔、静脈麻酔、全身麻酔のどれか、麻酔科医が担当するかどうか。
  4. 材料:インプラントならブランド、モデル、サイズ、表面のタイプ。鼻の形を整える場合は、プロテーゼを使うのか、軟骨をどこから採るのか。
  5. 術前検査と、それが料金に含まれているかどうか。
  6. 持ち帰る薬と、その薬の名前。
  7. 圧迫着やサポーター類。たとえば脂肪吸引後の圧迫着、豊胸手術後のサポートブラ、鼻を固定するギプスなど。
  8. 術後検診と抜糸:何回、何日目に通院するのか、帰国したあとはどうなるのか。
  9. 再手術の条件:対象になる範囲と期間、やり直しが必要になったときに手術代・麻酔代・材料代を誰が負担するのか。
  10. 通訳:カウンセリング、手術当日、術後検診のそれぞれで付くかどうか、何語に対応しているか。
  11. 支払い条件:デポジット(予約金)、残金の支払い時期、支払い方法、通貨。
  12. 返金条件:キャンセルした場合、日程が変わった場合、対面のカウンセリングで執刀医が手術は合わないと判断した場合に、何が戻ってくるのか。
  13. 税金:治療に税の還付が適用されるかどうか。

薬、圧迫着、術後検診は料金に含まれていますか?

こうした項目は、目立つ表示価格だけを見ていると見落としがちです。手術のあとは、最初の数日に飲む薬を持って帰るのが一般的で、料金に含めるクリニックもあれば、別料金にするクリニックもあります。帰国後に受診する医師が読めるよう、薬の名前は一般名も含めて英語で書いてもらいましょう。すでに飲んでいる薬やサプリメントがあれば、クリニックに伝えておきます。

薬の袋と書面のアフターケア説明は、見積もりや領収書と一緒に保管しておくと役立ちます。帰国後に何か問題が起きたとき、受診先の医師が、何をいつ処方されたのかを正確に知る必要があるかもしれません。

着用品は手術によって違います。脂肪吸引のあとは、通常数週間にわたって圧迫着を着ます。豊胸手術のあとは、はじめのうちは昼も夜もサポート用の下着をつけます。最初に渡される分が料金に含まれているか、替えを買うといくらかかるかも、確認したい点です。

術後検診の予定によって、ソウルに滞在する日数が決まります。検診のなかには、帰国後の時期にあたるものもあります。豊胸手術の場合、当サイトの提携クリニックUrban Plastic Surgeryは術後検診を3〜4回、抜糸を2週間ほどで行うとしているため、最後の検診は帰国便より後になることがよくあります。提携クリニックでは、切開法の二重整形の抜糸は5〜7日目です。こうした通院が料金に含まれているか、帰国後は写真やビデオ通話などでどのように経過を確認してくれるのかも聞いておきましょう。

修正手術と返金について、見積もりに何が書かれているべきですか?

どんな手術でも、もう一度手術が必要になる可能性はあります。たとえば米国形成外科学会(American Society of Plastic Surgeons)は、鼻整形のリスクのひとつに修正手術の可能性を挙げています。支払う前に、クリニックの再手術の条件がどこまでを対象にしているのかを確認しましょう。確認したいのは、どんな問題が対象になるのか、術後どのくらいの期間まで適用されるのか、手術代・麻酔代・材料代をもう一度支払う必要があるのか、という点です。修正のためにソウルへ再び渡航する必要があるかどうかも、同じく大事な確認点です。修正手術が必要になったときに何を用意すればよいかは、修正手術の計画のガイドで紹介しています。

デポジットは手術日を押さえるためのものです。支払う前に、返金条件を書面でもらっておくと安心です。キャンセルした場合、飛行機の予定が変わった場合、対面のカウンセリングで執刀医がその治療計画は合わないと判断した場合に、デポジットがどうなるのかを確認してください。

外国人患者に関わる税制は変わることがあるため、税の還付は予算に入れずにおくのが無難です。治療を受ける日に還付が適用されるかどうかは、クリニックに確認してください。

見積もりに含まれない費用には、何がありますか?

クリニックの見積もりが対象にしているのは治療費です。その前後の旅費は自分で見込んでおく必要があり、金額は手術に必要な日数で変わります。一般的な目安として、ソウルでの滞在は手術日から数えて、二重整形なら5〜7日、鼻整形なら7〜10日、SMASフェイスリフトなら10〜14日で計画してください。これに、到着とカウンセリングのために必要な、手術日より前の宿泊日数を足します。

それぞれの費用がいつ発生するかは、週ごとの渡航スケジュールで確認できます。

  • 滞在全体の宿泊費。術後検診に通いやすいよう、クリニックの近くが理想です。
  • 検診の日程がずれたり、腫れがなかなか引かなかったりした場合の追加の宿泊費。
  • 空港との送迎と、クリニックに通うたびのタクシー代。
  • ダウンタイム中でも食べやすい食事と、部屋で休みたいときのデリバリー代。
  • 航空券の変更費用と、同行者と一緒に行く場合の費用。
  • 保冷剤、生理食塩水、ガーゼ、帰りの移動で使うスカーフやサングラスなど、回復期間に使うこまごまとした物。

どんなサインがあったら、立ち止まるべきですか?

執刀医の専門分野の確認など、そのほかの安全面のチェックは美容整形クリニックの選び方のガイドで紹介しています。

料金が安いこと自体は、危険なサインではありません。見るべきなのは、その料金に何が含まれていないか、どのように支払いを求められるかです。次のような点があれば、さらに質問する価値があります。

  • ひとつの部位だけの、とても安いイベント価格。韓国語サイトに掲載されている価格は、イベント価格も含め、外国人患者には適用されない場合があります。書面の見積もりを基準にしてください。
  • すぐにデポジットを払うよう急かされる、または今日予約しないと割引がなくなると言われる。
  • 見積もりに執刀医の名前がない、または誰が執刀するのかについての答えがあいまい。
  • 麻酔の項目が書面にない、または誰が麻酔を担当するのかはっきりしない。
  • 到着してから、書面での説明もないまま合計額が変わる。
  • 修正手術や返金の条件が書面にない。

見積もりを比べるとき、患者コーディネーターはどう役立ちますか?

合計額を見る前に、どの見積もりも同じリストに項目ごとに書き写してみましょう。麻酔の項目がない、圧迫着が別料金になっている、術後検診について何も書かれていないといった抜けが、すぐに見えてきます。どのクリニックにも同じ質問を同じ順番でして、答えは一か所にまとめておきます。予約の前に書面ではっきり答えてもらっておけば、あとで問題が起きたときに見返す材料にもなります。

見積もりを比べる手助けがほしい場合は、当サイトにご相談ください。まず患者コーディネーターがお答えし、そのうえで症例に合った提携クリニックの執刀医が写真を確認して、詳しいカウンセリングを行います。コーディネーターは見積もりから抜けている項目を指摘できますが、医師ではないため、治療計画と最終的な見積もりを確定するのは執刀医だけです。無料相談とクリニックのご紹介に費用はかからず、治療費はクリニックの料金のままお支払いいただきます。無料相談を申し込むことも、よくある質問で短い答えを読むこともできます。

そのほかの質問

クリニックのサイトに載っている料金が、最終的な金額ですか?

そうとは限りません。サイトに載っている料金は、基本の手術だけの金額であることがあります。最終的な金額は治療計画によって決まり、その計画は執刀医が診察したうえで確定します。支払う前に、何が含まれているかがわかる書面の見積もりをもらってください。

渡航前にデポジットを払う必要はありますか?

手術日を確保するために、デポジットを求めるクリニックもあります。金額、残金の支払い時期と通貨、日程が変わったり手術を受けないことになったりした場合にどの部分が戻ってくるのかを確認しましょう。

対面のカウンセリングのあとで、見積もりが変わることはありますか?

あります。オンラインの見積もりは写真をもとに出したもので、執刀医が実際に診察したうえで、手術方法や手を加える範囲などの計画を変えることがあります。変更があれば理由を説明してもらい、手術日までに書面で見積もりを更新してもらうようにします。

通訳は料金に含まれていますか?

クリニックによって異なります。カウンセリング、手術当日、術後検診のそれぞれで日本語を話せるスタッフが付き添ってくれるか、それによって追加の費用がかかるかを確認してください。

予定よりソウルに長く滞在することになったら、どうすればいいですか?

予約する前に、どの通院日が決まっていて、どれなら動かせるのかを聞いておきましょう。宿泊先は延長できるところ、航空券は変更できるものを選んでおくと、予定の変化に対応できます。追加の診察のために滞在を延ばすよう言われたら、その診察がすでに見積もりに含まれているかを確認してください。

安い見積もりは、いつも悪いサインですか?

いいえ。料金が安いのは、方法がシンプルだったり、含まれる項目が少なかったりするためかもしれません。注意したいのは、執刀医の名前、麻酔、アフターケアのどれかが抜けているときや、早く支払うよう急かされるときです。

この記事で扱う施術

出典

  1. Nose reshaping (rhinoplasty). NHS
  2. Rhinoplasty Risks and Safety. American Society of Plastic Surgeons
  3. Liposuction Recovery. American Society of Plastic Surgeons
  4. Types of Breast Implants. US Food and Drug Administration