鼻整形
韓国の自家軟骨を使った鼻整形
自家軟骨を使った鼻整形は、プロテーゼの代わりに、またはプロテーゼと組み合わせて、自分の鼻中隔軟骨、耳介軟骨、肋軟骨で鼻の形を整える手術です。しっかりした支えや多めの軟骨が必要な場合は肋軟骨が向き、小さな変化なら鼻中隔軟骨や耳介軟骨で足りることがよくあります。手術は静脈麻酔または全身麻酔で2時間ほどです。ソウルには7〜10日ほど滞在します。
自家軟骨を使った鼻整形が向いているのはどんな人?
- プロテーゼを入れたくない方、または以前のプロテーゼで問題が起きた方
- 鼻が小さい、または支えが弱く、丈夫な骨組みが必要な方
- 皮膚が薄く、プロテーゼが透けて見えないか心配な方
- 短い鼻やアップノーズで、長さを出すために安定した支えが必要な方
向いていない場合
- できるだけ短いダウンタイムを望む方。耳や肋骨から軟骨を採ると傷がもうひとつ増え、軟骨の採取にも時間がかかるため、手術時間が長くなります
- 鼻の高さを大きく変えたいが、鼻以外に傷を作りたくない方。それだけの量には肋軟骨が必要なことが多く、胸に傷跡が残ります
どの方法が合う?
自分の軟骨を使う鼻整形では、軟骨を3つの部位から採ることができ、必ずしも肋軟骨が必要になるわけではありません。執刀医は、計画に必要な量、それぞれの移植片に求められる強さや曲がり具合、以前の手術ですでに使われた部分をもとに選びます。
| 方法 | 内容 | 向いている人 | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| 鼻中隔軟骨 | 鼻の内側で左右を仕切っている壁から、鼻整形と同じ切開を通して採ります。 | 鼻先の支えや延長、鼻筋の小さな移植。量に限りがあり、以前の手術で使い切っていることもあります | 鼻の外に傷は増えません。抜糸は7〜10日目 |
| 耳介軟骨 | 耳のくぼみの部分から、小さな切開で採ります。やわらかく湾曲した軟骨です。 | 鼻先の形を整えることや小さな修正。鼻筋を大きく高くするにはやわらかすぎ、量も足りません | 抜糸は7〜10日目。しばらく耳が痛みます |
| 肋軟骨 | 胸の短い切開から採ります。もっとも多くの量がとれ、大きな移植片にも使える硬さがあります。 | 鼻筋を大きく高くしたい場合、短い鼻や、瘢痕組織で突っ張った鼻(拘縮鼻)、何度か手術を受けた鼻の再建 | 抜糸は7〜10日目。胸の痛みは鼻より長く続くことが多いです |

自家軟骨を使った鼻整形の当日の流れは?
- カウンセリング。執刀医が鼻中隔と耳の軟骨、鼻先に必要な支えを確認し、どこから軟骨を採るかを一緒に決めます。
- 計画に応じて、静脈麻酔または全身麻酔で行います。
- 軟骨を採り、移植片の形に削って、鼻の下側の小さな切開から入れます。手術時間は2時間ほどです。
- 鼻にギプスを着け、耳や胸に傷がある場合はそちらも保護します。クリニックの案内では入院は不要です。肋軟骨を採る場合も日帰りでよいかは、カウンセリングで執刀医に確認します。
自家軟骨を使った鼻整形のダウンタイムは?
- 1〜3日目
- ギプスを着けた状態で、目元が腫れ、内出血も出ます。肋軟骨を採取していれば、体を動かす、咳をする、深呼吸するといった動きで胸が痛みます。
- 7〜10日目
- 抜糸してギプスが外れます。鼻先は腫れていて、硬く感じます。
- 2〜4週目
- 内出血はほとんど引き、外出もできるようになります。鼻に圧がかからないようにし、肋軟骨を採った場合は胸も圧迫しないようにして、激しい運動は控えましょう。
- 3〜12か月目
- 腫れは少しずつ引いていき、鼻先も徐々に整っていきます。最終的な形は、ふつう1年ほどで判断します。
自家軟骨を使った鼻整形のあと、ソウルにはどのくらい滞在する?
抜糸は7日目から10日目のあいだで、それが済めば、ふつう8〜10日目ごろに帰国できます。そのため、ソウル滞在は7〜10日を目安に計画します。胸の痛みは鼻より長引きやすいので、肋軟骨を使う場合は長いほうに合わせておくと無理がありません。どの手術のあとでも同じですが、息苦しさや胸の痛みがあるときは、すぐに救急外来を受診し(または救急車を呼び)、そのあとでクリニックに連絡してください。肋軟骨を使った場合、胸の傷の痛みが日ごとにやわらいでいくのは想定どおりの経過です。ただし、胸の痛みが急に起きたときや強くなってきたときは、すぐに救急外来を受診し(または救急車を呼び)、そのあとでクリニックに連絡してください。鼻血が多く、なかなか止まらないときも、すぐに救急外来を受診し(または救急車を呼び)、そのあとでクリニックに連絡してください。いずれの場合も、医師が安全と判断するまでは、飛行機に乗らないでください。最初の数週間は、鼻をかむこと、飲酒、サウナ、水泳を控えます。
自家軟骨を使った鼻整形のリスクは?
- 腫れ、内出血、鼻先のしびれやこわばり。数週間から数か月かけて落ち着きます
- 肋軟骨の移植片が時間とともに反って鼻筋が曲がること。修正が必要になる場合があります
- 肋軟骨を使った場合の胸の痛み、胸の傷跡、まれに気胸(肺の周りに空気がもれる状態)
- 耳介軟骨を使った場合の耳の痛みや、耳の見た目の変化
- 移植片が薄い皮膚から透けて見える、またはずれること。もう一度手術が必要になる場合があります
- 感染。発表されている研究レビューでは、自分の軟骨のほうがプロテーゼより少ないと報告されています
- 左右差、呼吸のしにくさ、満足できない仕上がり。修正手術で直すこともあります
韓国での自家軟骨を使った鼻整形の費用は何で決まる?
自家軟骨を使った鼻整形の料金は、まだ当サイトでは公開していません。写真が届いた段階で、クリニックが見積もりを作成します。費用は、軟骨の採取部位と量、静脈麻酔か全身麻酔か、プロテーゼを併用するか、骨を切るかによって決まります。見積書には、執刀医の名前と軟骨の採取部位を明記し、麻酔、術後のケア、ギプス、抜糸を項目ごとに分けて記載してもらいましょう。
そのほかの質問
鼻整形に肋軟骨は必ず必要ですか?
必ずしも必要ではありません。初めての手術の多くは鼻中隔軟骨を使い、鼻先の小さな変化なら耳介軟骨で足りることもあります。肋軟骨を使うのは、計画にしっかりした軟骨が多く必要な場合や、以前の手術で鼻中隔軟骨を使い切っている場合です。
自分の軟骨はプロテーゼより安全ですか?
公表されたレビューでは、自分の軟骨のほうが感染や露出(素材が皮膚から押し出されてくること)の率が低いと報告されています。ただし特有のリスクもあり、耳介軟骨や肋軟骨を使えば傷がもうひとつ増え、肋軟骨の移植片は反ることがあります。どちらにもリスクがあり、ご自身の鼻にどれが当てはまるかは、診察のうえで執刀医が説明します。
肋軟骨を採った傷跡は目立ちますか?
胸に傷跡は残ります。長さと位置は、必要な軟骨の量と執刀医の方法によって変わります。決める前に、どこに傷ができるのかを執刀医に示してもらいましょう。
ドナー肋軟骨は、自分の肋軟骨と同じですか?
同じではありません。ドナー肋軟骨(他人から提供された肋軟骨)は組織バンクが用意し、使う前に処理しておくもので、胸に傷を作らずに済みます。鼻筋を高くするための肋軟骨移植を調べたシステマティックレビューでは、曲がり、吸収、感染の率はドナーと自分の肋軟骨で同程度でした。自分にはどちらを使うのか、その理由も執刀医に聞いてみましょう。
自家軟骨を使った鼻整形のあと、いつ帰国できますか?
ふつうは抜糸が済んだ8〜10日目ごろです。肋軟骨を採った場合、機内ではまだ胸の痛みが残っていることが多いです。
関連する施術
出典
- Urban Plastic Surgeryが公開している数字です(2026年10月3日収集)。ご自身の計画は執刀医が確認します。
- Complications associated with autologous rib cartilage use in rhinoplasty: a meta-analysis. PubMed, US National Library of Medicine
- The Use of Auricular Cartilage Grafts in Septorhinoplasty: A Dual-Centre Study of Donor Site Patient-Reported Outcome Measures. PubMed Central, US National Library of Medicine
- Outcomes and complications of autologous versus alloplastic grafts in augmentation rhinoplasty: A systematic review of studies from 2000 to 2024. PubMed Central, US National Library of Medicine
- Comparison of Autologous vs Homologous Costal Cartilage Grafts in Dorsal Augmentation Rhinoplasty: A Systematic Review and Meta-analysis. PubMed Central, US National Library of Medicine
症例とクリニックの数字は、提携クリニックのUrban Plastic Surgeryから提供されています。提携関係があっても、リスクや回復について掲載する内容は変わりません。